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2012年10月11日 (木)

前橋、名前の無かったもの巡り③前橋駅前 『建設と平和』像。第4回「石を投げれば分部にあたる。」

第4回 「石を投げれば分部にあたる。」


分部順治の名を知らずとも、前橋市民にとって彼の作品に触れずに生活することはできません。

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前橋市民体育館 「希」 1983年作。 分部作品の初期から中期にかけて多く作られた男性立像のひとつ。

体育施設ですから、たくましい若い男性。わかりやすい。


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敷島公園バラ園、「ばらの精」。1987年作。バラ園だから・・・。わかりやすい。



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正田スタジアム(県立陸上競技場)の傍らに建つ、「飛翔」。1983年作。

昭和58年あかぎ国体を記念して建てられました。群馬だから馬。わかりやすい・・・。



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前橋市役所前、初代市長下村善太郎像。1983年作。画像資料そのままですから、わかりやすいですね。



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前橋市民文化会館。「赫」1981年作。分部は後年、さすがにわかりやすすぎると思ったのか、ふくよかな女性裸像を自分の作風にしようと量産しました。これもそのうちのひとつ。



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前橋駅前の通称「建設と平和像」。前橋に建った彼の最初の作品です。

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建設を表す男性像はご丁寧に手にハンマーを握っています。建設だから・・・。わかりやすいですね・・・。

無理にわかりづらく考えるなら、タクシーの運転手さんに「全裸でタクシーに手を上げている男がハンマーを持っていたら、乗車拒否をしても良い。」ということを知らしめるための銅像なのでしょう。


ちなみに、高崎駅近くの路上にある作品は、ライオンズクラブがスポンサードしたのですが、そのままライオンの像です。すごいですね・・・。

他にも・・・、

前橋市議会、前橋公園、グリーンドーム、県民会館、児童文化センター・・・、いたるところに分部順治の作品はあります。

私が確認した前橋のパブリックスペースにある作品だけでもその数は16作品。

これはもちろん他の作家を大きく引き離しダントツです。

おそらく地元企業社屋内などにも多くあるでしょう。東和銀行前広場の銅像も彼の作品ですし・・・。


ちなみに出身地高崎の高崎市立美術館の倉庫には19作品が収蔵されています(ほとんどが本人からの寄贈。展示されることはあまりありません。)

群馬県立近代美術館の倉庫には4作品。



いくら群馬県出身の彫刻家だとしても、この圧倒的な数と、前橋市のほぼすべての公共施設に必ず設置されているという現実・・・。

これはどういうことなのか・・・?

分部はそんなにもすごい作家だからなのか?それとも・・・?



それを探るため、次回は彼の業績を追ってみようと思います。

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