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2013年12月 1日 (日)

自転車交通行政、地方の場合。

Dsc_1142
群馬県交通センター。

先日、自動車免許の更新に行ってきました。

優良運転者のゴールド免許ですので、30分の講習です。


手続きが終わった後、講習の係りの人に自転車での交通ルールについて疑問点をお伺いする機会がありました。

Dsc_1144
悪評高い、交差点の自転車横断帯。


これを通ることは、現在の道路交通法では自転車の義務となっています。

一部の法律家や識者の意見では「義務ではない」という声もありますが、地方では渡れと言われます。

この自転車横断帯の危険性は、車道左側を走っている車両である自転車が、直進するつもりなのに、交差点で不意に左折するような動きを強制されて横断帯に乗るためににおこります。

後続の車にとっては、自転車は左折しようとしていると思うのです。

その交差点で左折しようとしている車は、一緒に左折するんだと思っていた自転車が急に前方の横断帯を横切るわけです。

そりゃ、左折フェイントをかけられてから目の前に来れば轢きますよ。(もちろん当たり前のドライバーなら轢きませんよ。そうでない方が車道にいっぱいの現実をふまえてです。)


なので、私は交差点でもなるべく「自転車横断帯」を使用せず車道から交差点に進入していました。(もちろん右折時は二段階右折してますよ。)

でも、この交通行政の中枢である群馬交通センターで、それは間違っていないのか聞いてみたいと思ったのです。

だって、ルールは守りたいじゃないですか。大人なんだから。


答えは…、

「自転車横断帯がどうのこうの言うより、そういった交差点では歩道に上がり、徐行で歩行者用信号に従い、横断するのが義務だ。」と、言われました。


…。おやあ…?ホントなの?


私は、「それは間違いないですか?失礼ですが、私の道交法の理解とかなり差があるため驚いてしまいました。勉強不足ですみませんが、法規担当者の方の正式な見解を伺えないでしょうか?」とお願いしてみました。

係官の方は、わざわざ「規制局」まで聞きに行ってくれまして、やはり…、

「横断歩道に自転車横断帯が付いている交差点は、もれなく歩道が自転車通行可で整備されているので、自転車は交差点の手前で歩道に上がり徐行で走行し、安全に自転車横断帯を渡るのが義務です。」とのこと…。


車両である自転車が、歩道に上がることが義務?


先日、東京都内を走った際、ずいぶん交差点の自転車横断帯は黒く塗りつぶされてその分歩行者用の横断歩道が拡がっていました。

東京では、本来の法規に基づいて、自転車は車道を走行。交差点でも車両扱いが根付いてきているようです。

そんな話を係官の方に話しますと、「それは東京の話でしょ?関係ないでしょ?」とのこと。


うーん…。関係ないのかな?


「都会と地方では環境が違う。」というお話ならわかりますが、法的規制の地域差は是正の努力をするものであり、関係ないで終わってしまうのは問題ではないかと思います。


うーん…、スッキリしないと思いながら自転車で交通センターを後にし、某駅前の交差点に差し掛かると、目の前の交番の中に若く優しそうなお巡りさんが座っていました。

(実際の現場のお巡りさんは現場の交通指導や規制をどのよう行っているんだろうか?)

そんなふうに思い、お忙しい中交番にお邪魔してみました。


現場のお巡りさんの話…、

「うーん…。(交番の窓から交差点を見渡しながら)、ほら、あの女子高生、右側通行。危ないよね、ほんとに。毎日そんなのにヒヤヒヤしてるんです。

 歩行者の信号無視もしょっちゅうだし、青信号中に横断歩道を渡りきれないお年寄りのすぐそばを猛スピードで通り過ぎる車…。

あなたは交通法規を守りたいって言うけど、交通法規はあなたの命を必ずしも守ってはくれない。
 
  守っててもケガすることはある。守ってない誰かを傷つけちゃうかもしれない。

正直ね、細かい法律の運用を念頭に現場の規制や指導はできないと思う。

 
誰もがこの交差点をケガなく安全に利用できるか、という視点で働いてます(笑)。

そういう点では、自転車が交差点前で歩道にそっと乗り、歩行者に気を配りながら自転車横断帯を通行するのはクレバーな行為だと、僕は思います。

 
法的根拠や規制や義務という観点じゃなくてね。

警察官らしいことが言えなくてすみません。アハハ(笑)。」



…警察官として、という枠はさておき、世の中には本当に尊敬できる方がいる。



そうなのだ。要は譲り合いと相互理解だ。

極端な話、それが機能すれば罰則を伴う法規制は必要なくなる。


 
交通行政の上で、法規的な面や道路インフラの面で自転車が中途半端な立場に置かれ、軋轢を生んでいるのは現実です。

 
それは法整備を怠った行政にも責任はありまし、規制する警察をはじめとした監督官庁の無理解という面もあるでしょう。

でも、おかみのせいばかりにして良いのでしょうか?

 ひとつの道路を一緒に使う、歩行者、自転車、オートバイ、リヤカー、トラクター、耕運機、自動車、トラック、その他…。

利用者間の「譲り合いと相互理解」を、これから深めていけるのか?

深めていけないなら、訳の分からない規制を吹っかけられても、グウも言えないんじゃないかな、と思うのです。

 

 

 
 








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コメント


そうですね!
常日頃から安全運転を心掛けていないと、
鎖骨をやってしまいますからね…(¬_¬)

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