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2014年3月20日 (木)

北関東小さな旅。 ②「宇都宮編」。

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宇都宮。地元での略称は「みや」というらしいです。

水戸から輪行に切り替えまして、宇都宮を目指します。


同じ車両に、小学校2年生くらいの男の子と1年生くらいの妹の兄弟がリュックを背負って乗っていました。おじいちゃんのお家にでも行くのでしょうか?

電車が小金井にさしかかった時、車掌さんから「次は小金井。次の小金井では前方の5車両を切り離します。宇都宮方面へお越しの方は後方車両にお移りください。」とアナウンスがありました。

切り離し車両に乗っていたので、車両を移ろうと思いましたが、途中に運転席がありまして中を通っていけない。

「次の小金井でいったん降りてホームを歩けばいい。」と大人は考えることもなく思いますが、この子供たちはどうすれば良いかわからず浮き足立っています。


「君たちはどこまで行くんだい?」と声をかけると、お兄ちゃんは「石橋です。」と答えます。

(宇都宮の少し手前だな。)

するとお兄ちゃんが、「どうすればいいんですか?」と聞いてきました。

お、いい子だ。よく恥ずかしがらずに聞けたね。

「次の駅で切り離し作業があるから少し長く停まるよ。その間にこの先まで行く車両に移ろう。オジサンも一緒に行くから大丈夫だよ。」

ということで、小金井で子供たちを引き連れて移動しました。

子供達が石橋で降りるとき、お兄ちゃんは「ありがとうございました」ときちんと頭を下げ、妹さんは笑顔で「バイバーイ!」と手を振っていきました。

お兄ちゃん、この先きっとモテるよ。


さて、宇都宮には初めて足を踏み入れます。

巷の情報では餃子しかない街の様です。でもせっかくですから少しレアなところに行ってみたい。

観光名所としては大谷石の採掘跡の資料館がありますが、先日上司のSさんが探検し、お土産話を聞かせてくれたので他はないかなあと思っていました。


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たまたま、電車の中で家の本棚から適当に抜いてきた15年くらい前に買ったアポロ計画についての本を読んでいると…。

「そういえば、ロケットの実物大が展示してある施設が宇都宮にあるって聞いたことがあるようなないような…」

スマホで探ってみると、あ、ありました。


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ドーン。なんじゃこりゃあ!

実物大のH‐Ⅱ型ロケットの模型が、宇都宮の郊外に鎮座しています。

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全長50m。ここは種子島か…。でもアポロで使われたサターンⅤ型ロケットはこの倍の100m越えです。1960年代に。アメリカってすごいね。


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ここは宇都宮市郊外にあります栃木県立こども科学館です。

さっきのロケットはなんだかカウントダウンを始め、「リフトオフ!」でエンジンから煙がドドド!と出てきました。広場の子供たちも大喜び。

そっと裏に回ってみると、小さなドアが半開きになっていて、おじさんがこちらにお尻を突き出して中腰でドライアイスマシンをいじっています。

ドア閉めておけばいいのに…。


さて、科学館の中へ入ってみると、「今日は天文台の無料公開日です。」とのことです。

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建物の屋上に天文台があります。

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立派な望遠鏡があります。

今日はこの望遠鏡を使った太陽の観察会が開かれていました。

おお!フィルターをかけて覗いた太陽。黒点も見えるしプロミネンスが舞い上がるのも見えます。はじめてこの目で見た!わああ!

大興奮しながら周りを見回すと、参加者は子供とその親たちばかり。オジサンひとりは私だけです。

いいんです。どうせ中身は子供なんですから。


科学館の中の展示は当然こども向けです。でもなんだか少し古い。1990年初めあたりの匂いがします。

ビデオの教材も、「現在ISS(国際宇宙ステーション)を建設中です!」って言っています。

まあ、子供が体験できる設備が多い施設は維持管理も大変そうですし、なかなかお金は回らないのでしょう。

でも、ロケットだけでもインパクトは大ですよ。


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帰り際に餃子を食べました。子供だけどビールは飲みます。


お互いに、近くて遠い北関東三県。しかし、いざ行ってみるとなかなか楽しい旅が待っていました。







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コメント

とても楽しい旅行記ですね。
文章が温かい。

宇都宮では、餃子消費量日本一を維持するために、市民総出でがんばっていると聞きますが、本当でしょうか?


ちなみに、宇都宮には自転車競技場、というか競輪場があります。
一応、短距離種目ですが、「日本最高峰」の自転車競技が観戦できます。

そりゃ、前橋にもグリーンドームがあるから…

あこがれ様、いつもいつもあたたかいコメントありがとうございます。

ツールド草津も近いのに、何をのんびり旅行しているのだという体たらくですが…、明日から頑張ります。

餃子で街おこしというのは、言われてみれば大変ですね。結局毎年のランキングを見ると、上位各地の消費量は拮抗に拮抗を重ねています。誰だって餃子は食べますからね。

ブランドを保つ上で、「宇都宮餃子」というものはありません。名乗っている物もありますが、その実態は宇都宮市民をはじめ他地域もが認める特異な名物ではないのです。

でも、みんな餃子が好きなのです。各家庭、各人が、量的に餃子を多く食べているという現実が、宇都宮を餃子の街にしました。

しかし、それはこの先のしっかりしたブランドである「宇都宮餃子」を生み出す、ゆりかごなのかもしれません。

みんなでいろんな餃子を食べて食べて、作る方も差別化を図っていろいろな餃子を作って作って、やがて砂漠の中でキラリと光るような宝石のような餃子ができあがるのではないか?そんな期待を持っています。

宇都宮はブリッツェンの地元ですし、短距離スタジアムのような環境も揃ってますよね。

でも、あの前橋の屋根付き競輪場、グリーンドームも実は結構開かれています。

レースが無い時やそのあとに、高校自転車部が練習させてもらっているようです。

当チーム、ぐったりドンキーのエース、うっかり師匠は数年前の高校インターハイ選手時代、ずいぶん練習させてもらったそうです。

でも、居残りの競輪のお客さんからのあたたかいヤジが、たいそううるさかったと聞いています。

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