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2014年4月 5日 (土)

福島市飯坂温泉・共同浴場コンプリートツアー!①

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福島市の奥座敷。飯坂温泉。


この温泉は何しろ熱いそうです。そして、私の地元、群馬県の草津には及びませんが共同浴場が9つある。

群馬県でいえば、前橋の奥座敷の伊香保と、熱くて豊富な湯量を誇る草津を合わせたような温泉地でしょうか?

行ってみました。飯坂温泉へ。



4月1日(火)、17:30。前橋駅。

仕事帰りに輪行で電車に乗ります。もちろん切符は青春18きっぷです。

のんびりと福島へ…。

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23:07 福島駅に到着。

東口の繁華街にある安ホテルに宿泊し、遅くまでやっている居酒屋で夕食。けっこう魚旨し。


前橋だったら、この時間に街中でまともなご飯にはありつけません。頑張れ前橋。



4月2日(水)、福島交通飯坂温泉線へ。


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駅ビルのメインのJR線からかなり離れた場所に、こつ然と姿を現す飯坂線のりば。

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ビルの谷間のターミナルです。ちょっと雰囲気が上電に似ている。


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ホームは阿武隈鉄道と共有です。間違わないようにこの列車に乗りますよ。

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福島交通飯坂線は日中サイクルトレインを実施しています。

旅先で、自転車の輪行袋への出し入れが少なくて済むのはありがたいものです。



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次第に街を離れ、のんびりした景色が多くなります。


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電車に揺られること数十分、飯坂温泉駅に到着しました。



駅を出て、すぐそこから共同温泉コンプリートツアーははじまります。


今日は駅で手にした「飯坂温泉湯めぐりマップ」の番号順に自転車で共同浴場を周ってみたいと思います。




あ、最初に言っておきますが、これらのお風呂は有料です。


入浴料は200円(一軒のみ波来湯は300円)。おそらく地元の方たちは割引券や無料券で入っています。

9つの共同浴場のうち、7つは本当に地元の方の普段のお風呂です。

ですから、他人のお家のお風呂の入らせていただく気持ちで伺います。


群馬の草津や猿ヶ京は、共同浴場はほぼ無料です。地元の方が清掃や管理をされている。

でも、特に過疎の温泉地の共同浴場は昨今の超高齢社会で成り立たなくなっています。

毎日の清掃を交代で行っていますが、お年寄りには大変な作業です。

ですから、動けなくなって、自宅にお風呂を作り、共同浴場の役務から離れる家も増えてきているようです。
(古い温泉地の家には元々お風呂が無いんです。共同浴場がありますから。)


その点、飯坂温泉の共同浴場はよそ様にはきっちり有料で、会社経営で成り立っています。私としては、この経営は温泉地の共同浴場の文化を伝える上で、妥当なのではないかと思っています。



①鯖湖湯(さばこゆ)

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明治をしのぶ共同浴場。松尾芭蕉も浸かったとの逸話もあります。

建物は平成になってから建て直されましたが、造り出しの高い天井の浴室は大変解放感あふれます。

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内部は写真を撮れませんでしたので、ポスターの写真を。


特徴は、脱衣場と湯場に仕切りがないんです。本当に解放感あふれます。

でも、地元の方と観光客の方でごった返してるメイン浴場です。

ですから、比較的温度も高くない。体感45度くらい(イヤイヤ、それでも熱いよ!)。

観光の中心地であり飯坂温泉の顔的存在です。


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お湯樽や、

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足湯や 、


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神社もあります。





②波来湯(はこゆ)

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駅の近くのこの施設は入湯料が他より高い300円。

なるほど、設備がすごい。お湯と水の出る水道が付いた洗い場がいくつもあります。昨今の銭湯みたいです。

しかもご丁寧に、熱い源泉掛け流しの浴槽と、加水したぬるい浴槽をふたつ用意しています。

熱いほうには5秒しか入れませんでした…。



ここまでが、飯坂温泉の観光名所。

この先、文字通りアンダーグラウンドに降りて行きます。




③切湯(きりゆ)

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温泉街を流れる摺上川 (すりかみがわ)と道路の端に、切湯の案内板が立っています。
え?ここ?



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この階段を下っていくのか…?

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階段の途中に券売機と番台があります。券を買って番台のおばちゃんに渡し…、


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更にこのトンネルを潜っていきます…。


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辿り着きました、地下室の様なこの空間。


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隅に祠も建っています。

夜は…、これないなあ…。


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そして、川面に面した窓から光が差し込むこの浴槽。1畳半くらい。


そして温度計の針は49度を指しています。


えー、無理です。もう一度言います。無理です。


唯一ある水道栓からホースを伸ばし、うめさせていただきます。

だいぶうめまして、やっと入れました。


ホッとしたのもつかの間、外で物音が…!


ヤバい!おそらく地元の方が来た!


あわてて水道を締め、ホースを丸めて端に片付けます。

そして何食わぬ顔でお湯に浸かります。


ああああ、掛け流しの高温の源泉がどんどん浴槽の温度を上げていきます。
たまらなくり湯船から出ると同時に、ガラッと戸が開いて、おじいさんが一人入ってきました。


おじいさん、私を見るなり、

おじいさん 「熱いだろ?」

私 「ええ、かなり熱いです。」

おじいさん 「俺たちは慣れてるけど、よそから来たもんには熱いだろうからな、うめていいよ。」

私 「いや、大丈夫です。ずいぶん浸かりまして…、はい…。」

おじいさん、身体を洗いながら、 「遠慮することない。でもな、ここは階段があって薄暗いだろ?だから足の不自由な年寄りは来れないし、観光客もあんまり来ないんだ。だから熱い。それがいい。熱いぬるい言いあうこともない。」

私 「なるほど…。」

おじいさん 「でも慣れないならうめてくれ。かまわなねえよ。」と湯船に入りながら…、「ああ、もううめたのか。」

私 「…はい…。」

おじいさん 「いいんだ、いいんだ、あはは!熱いだろ?!」

私 「熱いです。あはは。」

おじいさん 「いいんだいいんだ。あははは。」


…、どうも地元の方は、飯坂温泉の熱さにまいるよそ者には優しいらしいです。

この先の共同浴場でも、その熱さに対するギャップが地元の方との話題の中心でした。


イヤイヤ、本当に熱いんだって。どう入るんだよ、49度って。



                                              …後編に続く。







































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