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2014年8月29日 (金)

能登半島一周300キロの旅。 前編。

8月24日(日) 午前7時、金沢発。


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行程表をステムに貼り付けて、金沢を出発です。


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金沢からなぎさドライブウェイくらいまでサイクリングロードを使いましたが…。

まーあ、この道がデコボコなうえにあちこちに砂が溜まっていて大変危険です。

ガタガタが激しく、大変疲労しました。

海が見えなくても、国道249を使用することの方が正解でした。

ところどころで高速道路をくぐる個所があるのですが、たいがい泥に埋まっていまして…、


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ついには水没…。フナムシさんたちの巣になっていました。


ということでCRには別れを告げ、前から行ってみたかった博物館へ。


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「コスモアイル羽咋(はくい)」

こちらは展示物がすごい。

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マーキュリー。実物と同じ素材で作られています。

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ヴォストーク地球帰還用カプセル。実際に宇宙から帰ってきた本物。

中央アジアの砂漠の真ん中に突然火の玉のように帰ってきて、回収隊が来るまでポツンとたたずんでいた姿を、何も知らない現地の遊牧民たちはどんな目で眺めていたのでしょうか…?


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アポロ司令船。中を覗くと席が3つありました。

アポロ計画唯一の死亡事故はこの型の司令船の地上での訓練中に起き、3名の宇宙飛行士が焼死しました。

大空に飛び立つ前に命を絶たれた飛行士たちはさぞ無念だったでしょう。


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アポロ月着陸船。思っていたよりもデカい!

アルミホイルや金ホイルの部分は、当時に実際に使用された素材だそうです。


だいぶ見ごたえがありました。飛行士たちが実際に着用していた宇宙服などの展示もありますし、アポロ計画のマニュアル冊子などもありました。

こんな能登半島の片隅に、こんなに本格的な宇宙関連展示物が集積されているなんて…。

しかも入館料大人400円!すごい!


さて、コスモアイル羽咋を後にしまして旅は続きます。


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巌門。遊覧船がのんびりと行ったり来たりしています。

天気は曇り…。晴れていればさぞかし眺めが良いだろうな。


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松本清張「ゼロの焦点」でおなじみのヤセの断崖。

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「義経の舟隠し」。なるほどね。

しかし、義経の名前ってどこにでも出てきますね。弘法大師か義経か?って感じ。

この後、弘法大師が…、みたいな名勝も登場しますよ。


海沿いをのんびり走るお気楽な旅と思われるでしょうが、実はそうではないんですよ。

海岸線が複雑に入り組んでおりまして、入り江があると岬がある、岬があると入り江があるという連続ですが、その高低差がかなりの物です。


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なぜなら、岬は断崖絶壁のため、海沿いに道が作れないのです。


ですから、こんな入り江の海抜0m位のところから、一気に岬のてっぺん、海抜30~40mの高さまで駆け上がります。

一番きついなあと思ったところで、「海抜2mから100mまで距離1.8km。最大勾配100m刻み17.5%」なんてところもありました。

そんなプチヒルクライムが、いつ果てるとも知らずに連続します。

もちろん、のんびり走れる平坦な海岸線も多くはありますが。


総じて、国道県道その他の道路いかんに関わらず、道路の舗装は大変整備されていて、車もほとんど通らず非常に走りやすい。

起伏が激しいところも道路が滑らかだとだいぶ疲労が違います。



もうそろそろお昼にしたいなあと思いましても、なかなかお店がありません。

何か海の幸を…、と思いますが、有名な景勝地にあるお食事処はあまりおいしそうでもなく…。

結局、カロリーメイトなどの補給食などをかじりながら時が過ぎていきます。

でもねえ、ガードレールもない海沿いの岩場に面した道から下を覗き込むと…、サザエらしき貝をあちこちで見かけます。

…採って食べちゃおうかな…、とも思い掛けましたが、そうすると密漁です。

漁協さんから鑑識を買うお金もサザエを採る時間もありません。

見るだけで十分だ。飢えて死にそうになったら採って食べよう!それなら緊急避難だ!カルネアデスの舟板だ!少し違う気もするが…。



さて、しばらく海沿いを走り金沢から110キロ付近。

この辺りで道は内陸に向かい、海が見えなくなります。


更に内陸に進む国道を行くか?海の方に抜ける山を越えるか?

でも、はたして山を越えて海沿いの道はあるのか?地図にははっきりと道らしきものが見えません。


ちょうど分岐点に駐在所が。

お巡りさんに聞いてみると…、

「山超えて海に?道があるかって?あるわけないよ人なんか住んでないんだから。ああ、でもね、この山のてっぺんで分かれ道があるからそこを右に行きなさい。そうすれば輪島に向かう海沿いの道に出られる。そこからは道がある。あ、それから山の中に男女滝っていうきれいな滝があるから、是非観ていきなさい。山はそうだなあ、すごく険しいというわけじゃないなあ。自転車で行ったことないから何とも言えないけど。」

ではここを山越えしよう!登り始めたら…。登りの距離こそ長くはありませんが結構急です。最大勾配100m刻みでやはり17.5%ほど…。良いトレーニングになります。


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お巡りさんが教えてくれた、「男女滝(なめたき)」。

おお!いい滝だ!お巡りさんありがとう!



しかも海に出てからの輪島までの道が今回最大の難所でした。

入り江・岬の波状攻激が、約20キロにわたって続きます。勾配は100m刻みで20%を超える区間もありました。

今日の行程150キロで終盤がこの調子ですから、貧脚の私には堪えます。


夕方、輪島に到着。

市内の小さな民宿です。

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趣きのある良い部屋です。


今日は輪島の住吉大社の大祭。

もうどこからか、太鼓の響きが聴こえてきましたよ…。


                                              …つづく








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コメント

一般道で20%とは、反則ですね(^^)

終盤にそんな激坂をお疲れ様でした。

天気が心配でしたが、大丈夫だったようでなによりです。

あこがれ様、コメント誠にありがとうございます。

天気は…。後篇でだいぶ降られた模様をお伝えいたします…coldsweats01

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