2014年11月14日 (金)

「福福荘の福ちゃん」は、良い映画です。

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2014年11月8日より公開中。


先日、強風の中自転車で伊勢崎まで映画を観に行ってまいりました。

「福福荘の福ちゃん」

森三中の大島さん主演で、イロモノ、キワモノ扱いで敬遠されている方もいらっしゃるかもしれませんが…、

とても良作でした。

騙されたと思って観てみてください。

なぜ、大島さんが男性を演じるのかと疑問を持つ方も、観終わればその理由がわかると思います。


主人公「福ちゃん」はとてもいい人。いや、とびきりいい人。

生まれついてのいい人にとどまらないとびきりいい人は、心に深い傷を負っている。

だからこそ人の痛みがわかる。優しさの裏付けが違う。


福ちゃんをはじめとして、登場人物たちはこの生きずらい世界を不器用に歩んでいる人々。

荒んでしまうのが当たり前のそんな人々に、福ちゃんは説教するでもなく、過度に励ますでもなく、ただ笑顔で寄り添う。

…ただそれだけのことを、なぜ人は、自分は、できないのか…。それが大事なのになあ…。


確かに、ストーリーはベタで、悪人が一人も出てこないお話です。

でも、これはひとつの完成形です。監督さんの描きたかった世界が十分に伝わってきます。

「ああ、もう終わってしまう…。もっと、ずっと観ていたい…。」と思わせる映画。


ジェームズ・ステュワートの「素晴らしき哉、人生!」を彷彿とさせる、優れた作品だと思います。














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